当サイトでは,公務員試験対策に必要な知識や情報を,経済科目を中心に整理してご紹介します。

情報の非対称性

情報の非対称性

 →当事者(例;売り手と買い手)の間に情報の偏りがあること
 1)道徳的危険(モラル・ハザード
 →倫理観の欠如によって発生するリスク
 (
例;営業マンのサボタージュ行為
 
対策;インセンティブ契約(意欲を起こさせる契約),
    モニタリング(
監視)の強化
  道徳的危険    逆選択
 事後
(契約後)

 
 行動面
 事前
(契約前)

 
品質面
 プリンシパル(依頼人)  イジェント(代理人) 
  
エイジェントの行動に情報の非対称性

 2)逆選択→(取り引きされる財の品質を買い手がよく知らないため)誤って低品質な財を選択してしまうこと
 例)中古車取引  対策;シグナリング-----財の品質や属性をシグナルとして送ること
   (例;ブランド製品,
ISO9001の取得,資格)

 
cfレモンの原理
  →(情報の非対称性によって)市場に出回る財の平均的な質が低下する ...との原理

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パレート最適

パレート最適
 →(他の人の効用を損なわずには)誰の効用もこれ以上増加させることができない状態(→効率的な資源配分の状態)
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独占市場

□独占市場と完全競争市場の違い
@価格
 完全競争 ⇒ 価格は所与(市場で決定)
 独占市場 ⇒ 価格は可変(独占企業の生産量に依存)

 cf.個別需要曲線(=1企業からみた需要曲線)
  →完全競争の場合は水平な直線

A限界収入(MR)曲線
 →生産量を1単位増やしたときの収入(売上げ)の増加分
  完全競争;MR=P
  独占;MRはDDの傾きを2倍したものに等しい。
     ※1次関数の場合(2次関数以上はTRを微分)

【MRの導出】
 →DDの傾きを2倍(TR=p×qに需要関数を代入 ⇒ qについて微分)
  例)DD;P=−aQ+b ⇒ MR=−2aQ+b

cf.MRと需要の価格弾力性(ε) ⇒ MR=0のとき,ε=1となる
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完全競争市場

完全競争市場の4条件
@消費者,生産者が多数(独占・寡占ではない)
A財・サービスが同質(差別化が存在しない)
B情報が完全(情報の非対称性が存在しない)
C参入,撤退が自由

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ギッフェン財

ギッフェン財
→価格が下落すると需要が減少する財

@所得効果>代替効果
A下級財の一種

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無差別曲線

無差別曲線
→満足度が等しい「2つの財の消費量の組み合わせ」を示す曲線

□無差別曲線の性質
@右下がりの傾き
A原点に対して凸(限界代替率逓減の法則)
B互いに交わらない
C右上の曲線ほど効用水準が高い

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効用

効用関数
例)U=2xy U;効用, x;X財の消費量, y;Y財の消費量
 →x=1,y=3のとき,U=6

効用----- 財(モノ)やサービス(無形の商品)の消費によって得られる満足
限界効用(MU)-----財の消費量を1単位増やしたときの効用の増加分

□限界効用逓減の法則
 →財の消費量を増やすと効用の増加分(限界効用)は次第に減少する ...との法則

□基数的効用と序数的効用
 基数的効用 ⇒ 効用を数値化
 序数的効用 ⇒ 効用の大小関係を重視

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市場の失敗

市場の失敗 ⇒ 市場が資源の効率的配分(パレート最適)を達成できないこと

【市場の失敗の要因と是正方法 】

@公共財(タダ乗りが可能) ⇒ リンダール均衡(政府,地方公共団体による供給)
A外部性(市場メカニズムの外部) ⇒ 外部性の内部化,ピグー的政策,当事者の交渉
B競争が不完全(完全競争市場の4条件が満たされていない)
 1)費用逓減産業(独占) ⇒ 限界費用価格形成原理
 2)情報の非対称性(情報が完全でない) ⇒ シグナリング,インセンティブ契約の導入
 3)その他;規模の経済性,差別化etc...
C不確実性(契約の履行などが確実でない) ⇒ 期待効用の最大化,保険【過去問をチェック!】

当ブログのコンセプト

当ブログのコンセプトは以下の通りです。

1.経済学(経済原論)が苦手な人にもわかりやすく。
2.必要な情報(試験日程,出題傾向,新着情報など)を1ヶ所に。
3.参考書や過去問集にない検索機能で効率アップ(記号や用語の意味,数学など)。

経済原論を苦手にする人も多いですが,このサイトが少しでもそうした人達の役に立てますように。
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